真宗大谷派(真宗本廟・東本願寺)の別院(特別の由緒を持ち地方の伝道の中心となる寺院)は、国内に51か所、海外に別院・開教区東本願寺等41か所を有し、旭川別院は国内で最北端に位置する別院です。
旭川市は、人口約36万の北海道第2の中核都市です。冬は厳しくマイナス20度以下になることもありますが、夏は涼しい気候で四季の移り変わりが鮮やかな所です。北海道のほぼ真ん中に位置します。
旭川別院は、旭川市のJR駅から歩いて約5分の場所にあり、敷地面積約26,400㎡(8,000坪)で、木々に囲まれた広い境内に建立された別院です。
別院の創建は、1890(明治23)年に久教淵【ひさしきょうえん】師によって、寺子屋から始まり約120年の時を経て、現在に至っています。